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鐘ヶ淵クリニック:墨田区鐘ヶ淵の内科・胃腸科・循環器科

中枢神経系について

痙攣(けいれん)

 痙攣とは、筋肉が急激に自分の意志とは関係なく不随意に収縮する発作のことをいい、全身または一部の筋肉に起こります。てんかん発作の場合は四肢の筋肉が発作的に急激な収縮を繰り返して意識障害を伴うことが多いため、救急車を呼ぶ必要があります。以前は、舌を噛み切るといけないのでと喰いしばっている歯の間に割り箸などを入れることがありましたが、舌も痙攣して咽喉の奥に引き込んでいるので噛み切る心配はありません。てんかん発作のすべてが痙攣を起こすわけではなく、意識を失うが痙攣はみられない欠神発作や、精神運動発作と呼ばれるてんかんもあります。

 てんかん性の痙攣を起こす原因により、原因となる疾患が存在する症候性てんかんと、てんかんの原因となる疾患が存在しない真性てんかんとに分けられます。症候性てんかんの原因には、脳腫瘍、脳血管障害、頭部外傷による脳損傷、脳炎、髄膜炎などの他、低血糖や電解質異常、薬物中毒などがあります。

 てんかんでは抗けいれん薬を長期間服用し続ける必要があり、服用を自分の都合で中止していると突然前触れもなく発作が起きてしまうことがあります。日常生活では車の運転をしない、駅のホームや交差点などでは先頭に立たないなどの注意が必要です。 けいれんしている人を見かけたら、救急車を要請して下さい。

 

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